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知的財産権の侵害、中小企業は泣き寝入り
<知的財産権>中小企業の4分の1が「侵害された」と回答 | Excite エキサイト : ニュース

他社に知的財産権を侵害されたことがある中小企業は4社に1社に登り、侵害されても何もしない企業が6分の1もあることが経済産業省の調査で分かった。
知的財産権が侵害されたことがあるのは23.1%。侵害された時の対応(複数回答)では「弁理士、弁護士などに相談」が69.7%、「相手への警告」が25.0%だった一方、「ほとんど対応しない」も17.2%に上った。対応しない理由(複数回答)は「侵害調査が困難」が43.6%、「対処の仕方が分からない」が39.3%、「費用対効果を考慮」が35.7%だった。

中小企業でこそ「ブランド」を築くことが大切といわれるが、肝心のブランドを持つこと自体も難しい実態が明らかになった。

青色ダイオード訴訟を初めとする「企業内発明の対価」が問われた裁判では、私たちは知的財産権についての個人と企業の力関係について考えさせられた。
それに留まらず、中小企業と大企業の力の格差もあるという問題も現実にあるようだ。
政府の「知的財産推進計画2004」で「中小・ベンチャー向けの支援策を推進する」方針が明記されたそうだ。今後、具体的な施策が有効に働くことを願う。
by kiyoaki.nemoto | 2005-02-28 11:48 | 街角
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