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ブログ利用、女性が上回る
asahi.com:ブログの利用、認知度ともに急増 出版社調べ
インプレス グループ

インターネット白書 2005簡易型ホームページとも訳されるブログ(ウェブログ)の認知度が高まっている。
インターネット協会監修、インプレス社発行予定の「インターネット白書」が今年4月、男女1600人をネット上で調査したところによると、ブログを開設するなど「利用している」のは18.4%で、前年の2.5%から大幅に上昇しており、更に認知度では7割を超えるなど、「この1年でブログはすっかり定着した」としている。

ブログ利用、女性が上回る_c0026624_1716033.jpgこの傾向は以前から明らかになっているのだが、今回、男女別・年代別のブログ利用率も示された。これによると、利用の多い若い年代で女性の利用率が男性を上回ることが明らかになった。
どうやらブログは、女性に優しいようだ。
日本の若い世代は、ブログをコミュニケーション・ツールとして利用することが多いというのが、女性に優しい理由ではないだろうか。

ブログの大きな特徴として、更新が容易なこと、トラックバック・ピング(更新通知)ができる事という二大特徴がある。ブログが先に普及したアメリカでは、マスメディアに匹敵する情報伝達スピードを持つことでブログが注目を集めたが、日本ではブログの日記型利用が喧伝されることが多かった。だが、両方の特徴を活かせる分野がコミュニケーションだ。

よく見かけるブログにも、日常の風景や料理の写真など、材料に事欠かない日記形式のものが、結構多い。美味しそうな料理を自慢げに掲載するサイトもあって、羨ましいやら食欲を刺激されるやらである。
こうした共感志向の利用が普及すれば、それは平和と情報の共有に寄与するだろうが、逆に、ナショナリズムや排外感情の刺激に使うことも可能だ。中国では不当な発言の管理を目指し、個人のサイトが当局への届け出制になっている。
ブログの便利さも、その吉凶は個人の目的如何だ。ブログの普及が、個人と人類の幸せにつながることを祈りたい。
by kiyoaki.nemoto | 2005-06-12 17:25 | ニュース
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