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大腸がん:野菜や果物の摂取、予防効果なし 厚労省研究班
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「肉ばかり食べると大腸ガンになりやすい」というこれまでの通説は誤りだったようだ。
野菜や果物を積極的に食べても大腸ガンが抑えられるわけではない、という研究結果が、厚労省の研究チームにより発表された。
研究班は90年と93年、岩手から沖縄まで全国8県の40歳から59歳の男女計88652人にアンケートし、野菜と果物を食べる量を聞いた。その後、7年から10年間追跡調査し、大腸がんにかかったかどうかを確認した。

 野菜の量が少ないグループから多いグループまで全体を四つに分けて調べると、大腸がんになった人の数は、どのグループでも年間1000人に1人前後で統計的に差がなかった。果物の量でも4グループに分けて分析したが、大腸がんになった率に差はなかった。

野菜嫌いの人にとっては、良い言い訳になりそうに聞こえるかも知れないが、野菜が胃がんや心臓病、糖尿病の予防には有効であることには変わりない。
尚、大腸ガンの予防には、「飲酒を控える、積極的に運動するなどがよい」(研究チームの坪野教授)とのこと。
by kiyoaki.nemoto | 2005-05-10 00:03 | 自然科学
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