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午前3時の校門にて
大遅刻!?午前3時に登校した8歳少年を警察が保護 | Excite エキサイト

不可解なニュースだ。
ドイツの警察当局が木曜日に発表したところによると、午前3時に小学校に居た8歳の少年を保護したが、少年は自分が遅刻したと勘違いして、慌てて登校しているところだったという。

「少年は発見されたとき、自分が学校に遅刻すると思ってパニック状態で、自分でランドセルを背負って慌てて一人で登校しているところでした」とアーヘンの西にある町の警察広報が説明した。
当然、校門はまだ閉まっており、校門前に佇んでいた少年を警察が保護した訳だが、この少年は寝ぼけていたのだろうか。
この季節、ベルリンの夜明けは7時前、日没は18時前である。暗い夜道を通学するような環境ではない。
もしかすると、夜中のベルリンは非常に明るいのだろうか。

一方、この記事へのトラックバックを見ると、子どもの頃に似たような経験をしたことのある人は意外に多いようだ。
人間は体内リズムが24時間ではなく、生まれた直後から親と一緒に暮らすことで、規則正しい生活リズムを身につけてゆく。十分な睡眠と規則正しい生活が子どもの学習能力にも影響することが分かり、深夜まで子どもが起きている生活は子育てとして問題が多いという指摘がされている。
この少年の睡眠リズムが崩れていたのかどうかは不明ながら、この日、少年は学校の授業が身に付いたかのかどうか、ちょっと心配だ。

【P.S.】【Ananova - Boy, 8, walks to school at 3am】の記事によると、少年が発見されたのは登校途中ではなく、校門が閉まって入れなかったために帰宅途中だったとしている。学校から家に向かう少年をパトカーが発見したそうだ。少年が時計を読み間違え、慌てて登校したが、少年の両親は就寝中で少年の登校には気づいていなかったようである。
by kiyoaki.nemoto | 2005-03-04 20:42 | 街角
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