「ひまわり」か「MTSAT」か?
祝!打ち上げ成功。「名なし」の気象衛星誕生!? | Excite エキサイト
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2月26日に国産ロケットH2A 7号機で無事に楕円軌道に打ち上げられた「運輸多目的衛星」MTSAT-R1が、2回目の姿勢制御噴射にも成功し、徐々に静止軌道に近づいている。
これまでは全て、順調に推移しており、3月8日頃には地上3万5800kmの静止衛星軌道に達し、今月中にも最初の衛星画像を送信してくることが期待されている。
気象観測衛星としては、5月末から本格運用の予定だ。

c0026624_22233369.jpg気象庁はこの衛星をひまわり5号の後継機という位置づけで、「ひまわり(6号)」と呼びたいらしい。実際、天気キャスターが「気象衛星ひまわりの画像をご覧ください。」と毎日連呼していたおかげで、「ひまわり」は国民に馴染み深い。
だが、単独の気象衛星だったこれまでのひまわりと違って、今回の衛星はあくまで多目的衛星だ。
そうなった背景には、予算削減のあおりで気象観測衛星の単独打ち上げが困難になった気象庁が、空港整備特別会計をもつ航空局の航空管制衛星に相乗りすることになったという事情がある。
知名度の高い「ひまわり」の名称を付けたい気象庁は、「国民の皆さんが呼びたいように呼んでくれれば」と、余裕の構えを見せているが、国土交通省には対抗案が無く、「民間の通信衛星のように愛称は付けず、MTSATのままで良いのでは」と言っている様子。
確かに、航空管制の衛星に愛称を付けても仕方が無いかも知れないが、天気予報に登場する時には愛称がある方が良さそうだ。
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by kiyoaki.nemoto | 2005-03-02 15:04 | 街角
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