報復人事と認定、トナミ運輸訴訟
トナミ運輸に賠償命令 内部告発者に不利益な人事 - asahi.com : 社会
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企業の不正を内部告発したために、30年間も不遇をかこっていた社員が裁判に訴えた裁判で、不当な報復人事だったと認定する判決が出た。
判決では、謝罪請求は認められなかったが、「内部告発は正当な行為で法的保護に値する」とし、被告に約1356万円の支払いを命じたそうだ。

岐阜営業所に勤めていた原告は、トナミ運輸を含む大手運輸業者が結んだヤミカルテルを撤廃するよう会社側に直訴したが聞き入れられなかった。そこで公正取引委員会や新聞社に告発したが、その翌年、富山県内の教育研修所に異動を命じられ、現在までの30年間異動も昇格もないという。

それにしても、原告・被告双方とも、ねばり強いというか、忍耐力があるというか、頑固と言うべきか・・・。
原告が会社の嫌がらせに屈せず30年間勤務を続けるというのは、なかなか真似出来ないことだと思うし、会社もこれは予想できなかった結果だろう。
また、トナミ運輸もトナミ運輸で、社員5000人を超える大企業なのだから他の同期社員の最低出世ラインに合わせて人事異動してやるなど、「不当な扱いではない」と主張するための隠れ蓑はいくらでも作れたはずだ。それを一切しなかったというのは、ある意味、潔いのかと思いきや、「原告の言動は仕事への熱意がないと受け取られて当然」と主張しているとは、単に会社への忠誠心を求めているようである。
トナミ運輸の社員の皆さん、ご苦労様。
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by kiyoaki.nemoto | 2005-02-23 14:57 | ニュース
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