農業体験学習を教育に
小泉 俊明 BLOG - 小泉 俊明
民主党の小泉俊明議員のブログによると、農業体験を授業に取り入れることを衆院予算委員会の場で提案したとのこと。これに対し文部大臣も前向きな姿勢を見せたという。
沢庵が木に生っていると思っていたり、洗剤を入れておコメを磨ぐ学生がいる現実。
また家庭菜園でダイコンの種を撒くのに50センチの縦穴を掘る大人もいるという笑うに笑えない実態。
こうした状況は、都市が肥大化して自然が身近でなくなり、子どもの時に自然や田畑に親しまなくなった日本人のライフスタイルと関連がありそうだ。ヨーロッパでは郊外に家を建て自給自足を理想とする人が多いが、こうしたスタイルは日本ではわずかにリタイヤ後の高齢男性(しかも経済的余裕がある場合)の理想であるだけであり、女性に関しては生涯都市生活を希望する傾向が各種調査で見られる。
自然を残すために人間を都市に閉じ込めようという観点であれば分からなくもないが、地方が豊かでないことが、こうしたライフスタイル選択の理由ではないだろうか。
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農村部で育った子どもの方が、都会育ちの子どもより理科の成績が良いという調査結果もあった。議員が指摘するように、自給食料の確保も大事だ。今後、具体論が検討されることを願う。

それにしても、こうした提言が農民票の多い自民党でなく都市住民層の支持が多い民主党から出てくるところは興味深い。豊かな都市生活には豊かな農村も欠かせないという認識から出てきたのであれば幸いである。
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by kiyoaki.nemoto | 2005-02-20 14:28 | ニュース
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