引責退任の引き際を見誤るな
海老沢氏ら3人が顧問辞退 抗議殺到 | Excite エキサイト : ニュース
NHKの海老沢勝二・前会長(70)ら元首脳3人が、委嘱を受けたばかりの顧問を辞退することになった。c0026624_4381466.jpg
 視聴者からの抗議が殺到し、26日の委嘱からわずか3日目で顧問を退く事態に発展。信頼回復に向けスタートしたばかりの橋本新体制にとって痛手となった。
海老沢氏が顧問就任直後から、抗議の電話が10万通にも及んだそうだ。これほど世論が強く表明され、即座に反映されたことがあっただろうか。

海老沢前会長はNHKのデジタル放送推進など、在任中の業績は決して小さくはない。ただ、その手腕故か、実務家的というよりも政治家的と見られることが多かったようだ。味方だけでなく敵も多かったのだろうが、不祥事が続いたことを軽く見過ぎ、最後には国民を敵に回すという失態を犯してしまった。。
新会長に就任した橋本氏は海老沢前会長の下では専務理事であった人物で、二人は共にNHKを経営してきた仲だ。海老沢氏らの顧問に就任させることで処遇問題を収めようとしたことが裏目に出てしまい、同じ穴のムジナという印象を就任早々に振り撒いてしまった。

比較するのは適当でないかも知れないが、冷戦後に東側の旧指導部が崩壊していった様を思い出す。地位に連綿として延命を計った指導者ほど、民主改革を求める国民の声の前に大きく打ちのめされていった。独裁者のミロシェヴィッチ大統領などは命を以て贖うことになった。引き際を見誤ると、返って深い傷を負いかねない。特に、責任問題が絡む時には、火消しは早いほど良い
今回、海老沢氏は最後の最後まで引き際を見誤ってしまった。
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by kiyoaki.nemoto | 2005-01-29 04:15 | ニュース
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