流行語だった「TRON」
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パーソナル・コンピューター(PC)の黎明期からパソコンを使用している人には、TRONという言葉が懐かしいであろう。

まだ、パソコンがマイコン(マイクロ・コンピュータ)などと呼ばれていた時代に、国産パソコンで有名なNECのPC-9801シリーズ向けにカスタマイズされた日本語BASICが普及し始めた。
当時の「ファンクション・キー」は、ウィンドウズ全盛の今では考えられない程、重要な役割を持っていた。F2なら"load"コマンド、F3なら"save"コマンドと言った具合に。
c0026624_1374374.jpgその中のどれだったかに、"tron"コマンドは標準設定されていたと思う。"tron"は"trace on"の意味で、プログラムが行番号を持つBASICのデバッグに欠かせないコマンドだった。

また、日本では東大の坂村健氏のTRON計画というものが知られており、目立たないがB-TRON等のサブプロジェクトが健在だという。

c0026624_242316.jpg話は変わって、ディズニーの映画「TRON」は、コンピュータが個人への普及期を迎えていた時期の作品である。この映画を見ると、コンピューターの存在そのものが未来や夢を語ることと結びつけられた時代を彷彿とさせられる。自由の戦士(的なプログラム)「トロン」が仲間のプログラムと助け合い、管理社会の権化とも言うべき悪のOS「MCP」と対決する話である。
アメリカの価値観である「自由」を取り込みつつ、当時のコンピューターのイメージを見事に描いたファンタジーだった。

あれから20年以上経ち、リメイクの話が出てきたそうだ。
だが、個人的には、あの作品に現実味を帯びたリメイクを施しても、全作を凌ぐのはむずかしいのでは無いかと心配だ。
それは例えば、映画「MATRIX」がコンピューターのロジック的なものよりも、生身の人間をより多く描き出しているような感じになっているのと同じ結果をもたらすのではないかという懸念だ。
ディスニーは現代の話としてリメイクする予定だそうだが、あまり生々しく成らないよう注意して欲しいと願う。
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by kiyoaki.nemoto | 2005-01-25 01:32 | ニュース
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