フランスの物乞いの話
Mendiant-物乞いの話-
カトリックには「哀れみの御心」という精神があるので弱者を見ると無条件に施します。が,プロテスタントは我が身を高めてこその信仰なので,物乞いがうっかりプロテスタント信者に無心してしまうと軽作業所に連れて行かれ「ここで働きなさい。そうすればお金を得る喜びをあなたは知るでしょう」なんて言われてしまうのです。だから物乞いさんはプロテスタント教会の門前にはもちろんプロテスタント国にはあまり存在しません。プロテスタントが多いライン川以北ではジプシーは激減です。

世界史で習った断片的知識を思い出した。宗教改革で生まれたプロテスタントは、働いてお金を得ることは積極的に肯定されていた筈だ。なるほど、こういう形で宗教が姿を見せているとは、気づきませんでした。

日本にいると、ホームレスは見かけても、いわゆる「乞食」(人に物を恵んでもらおうとする人)を見かけることは滅多にない。
また、豊かになった日本では、このような人たちに対する目も、一般的には厳しく、「働きたくとも働けない人」ではなく、「働きたくない人」なのだと考えられている。
カトリック国でもないので、日本でこのような人たちに施しをする人は少ない。行政の役割と考えられている程度だし、ホームレス自身が施しを受けようとしていないことがほとんどだ。
むしろ、街頭募金や修行僧が托鉢している姿を見ることの方がずっと多い。
(もっとも、人通りの多い商店街で托鉢している姿が多いのは、修行の在り方として疑問であるが・・・比較してゴメンナサイ。)
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by kiyoaki.nemoto | 2005-01-24 12:41 | 街角
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