他人の不幸を喜ぶのは女性より男性?
Oddly Enough News Article | Reuters.co.uk
CNN.co.jp : 「他人の不幸を喜ぶ」傾向、男性に強いと 英研究

他人の不幸は蜜の味」とは誰が言い出したものかは知らないが、ヨーロッパには、ずばり、そのものを表す単語があるそうだ。ドイツ語のSchadenfreude「誰か他の人の不幸によりもたらされる悦び」である。この単語自体ポピュラーなものらしく、英語でも通じるほか、元々英語だと思い込んでいるイギリス人もいるとか。

かように普遍的に見られる感情Schadenfreudeであるが、これには男女差があるということがロンドン大学の研究チームにより判明した。
チームではまず、32人の男女に参加を求め、俳優が演じる4人の相手と金銭のやり取りをするゲームをしばらく続けた。俳優には、借りた金をしっかり返す誠実な相手と、ほとんど返さないずるい相手をそれぞれ演じさせたという。

続いて、相手役の4人に軽い電気ショックを与え、この場面を参加者グループに見せながら脳をスキャンする実験を行った。その結果、男女の反応に大きな差がみられたという。

好感を持った相手が苦痛を受ける場面では、男女とも「共感」や「痛み」を感じる部分が活発に反応し、同情を感じていることが分かった。しかし、きらいな相手が苦しんでいる姿を見せると、男性では共感の反応がまったくみられず、褒美を受けた時のような満足感が目立って増大した。一方で女性は、弱いながらも共感を示していたという。

また、アンケートの結果からも、男性の方が復讐心が強いことが示されたという。

これだけでは研究不十分とのことだが、思い当たることもある。
  • 女性はすぐ「可哀相。」などと言って、第三者にも同情心を示しがち。
  • 女性は子供の頃から世話好きに育てられるので、共感能力が高まるのかも?
  • 復讐してでも家名を残せるとした文化の存在。家名を継ぐのは通常男子のため、復讐を自らの使命と考える者も少なからずいた筈。

    社会的要因を考えただけでも、関連しそうな事柄は幾つかあるように思うのだが、どうだろうか。
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  • by kiyoaki.nemoto | 2006-01-20 20:58 | 自然科学
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