「なぜあなたは不幸なのか」
Sankei Web 最も幸せな日本人像は 30代、都会暮らし、専業主婦

大阪大学社会経済研究所の筒井教授等が日本人の幸福についてアンケート調査を行い、その結果を元に「なぜあなたは不幸なのか」という題の論文を発表した。
そこに書かれている内容を幾つか紹介しよう。

  • 幸福度の自己評価は、11段階評価の中央付近が多い。これは、「1億総中流」の時代から変わらぬ自己評価の特性だろう。人は、客観的に見て不幸な環境でも幸福な環境でも、ごく周辺だけを見て相対評価しがちなものだ。
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  • 世帯所得が多いと幸福である。この傾向はほぼ全体で見られるが、所得1500万円付近で飽和状態に達する変化が見られることから、金銭的にはこのあたりが金銭的満足ラインの目安か。
  • 日本の特徴として、高齢になるほど幸福度が低下する。健康不安の他、将来にわたる年金不安(不満?)も有るのではないだろうか。
  • 失業者は収入があっても不幸である。
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  • 男性より女性の方の幸福度が若干高い。性差というより、世帯主は男性が多いなど、社会的責任が要因として大きく影響している可能性がある。
  • 職種別では、社会的責任の薄い学生の幸福度が高く、平社員より管理職、経営者の方が幸福度が高い。責任の重さを上回る、別の幸福要因があるのだろう。
  • 学歴が高いほど幸福だが、大卒理系が短大卒と同レベルなのは、この国では(特に会社で)理系が評価されないという不満に通じているようにも思える。また、短大卒の幸福度は低く、短大はあまり人生の役に立つ存在ではないのかも知れない。
  • ギャンブルをやらず、煙草も吸わない人の方が幸福である。

    いろいろ比較して論じられるのだが、最後に一言、「他人の生活水準が気にならない」人の方が幸せであることも付け加えておこう。
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  • by kiyoaki.nemoto | 2005-11-19 23:56 | ニュース
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