公立の塾が登場 青森
河北新報ニュース 青森・東通に初の学習塾 高校進学、村が助太刀

c0026624_23312272.jpg無医村ならぬ、無塾村とでもいうのだろうか。これまで学習塾が全く無かった青森県東通村(人口約8千人)に、村営の学習塾が登場した。村は下北半島の北東にあり、馬牧場や猿の出そうな林が多く見られる地域である。中学を卒業すると、その多くが隣のむつ市内の高校に通うという東通村は学力ランクが低く、学習塾が近くにないことも「進学に不利」だ、という意見に繋がっていた。

そんな中で登場した塾は、初回から50人の参加者を迎えており、期待は大きいようだ。親の期待に応えるというだけでなく、実際に子供達にも良い刺激を与えているらしい。授業を受けた子供からは、「学校より分かりやすそう」との感想も聞かれた。
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初回の10月29日、教室となる村体育館の会議室には、村内三つの中学の3年生計88人のうち、県立高入学を目指す50人が集まった。教えるのは、むつ市内にある学習塾の講師2人。生徒全員に「分からないことは、そのままにしないで」と呼び掛けた。

 授業は毎週土曜日の午後1―5時、英語と数学を2時間ずつ行う。受講料は、2教科で初回5800円だが、大半が参考書代。その後は、教材代の月額500円だけで受講できる。講師への謝礼は村の負担だ。

東通村では教育に力を入れており、その一環として始まった村立塾だが、田舎らしい工夫だと感心する。

同様の取り組みをしているところでは、県立の予備校(専攻科という名称である)をもつ鳥取県がある。
しかし、こちらは私学の予備校の営業妨害だとして、現在は廃止を検討中だ。その点、村立塾は民間の塾が存在しない東通村ならではの取り組みと言えそうである。
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by kiyoaki.nemoto | 2005-11-14 23:24 | ニュース
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