残業60時間以上で自殺増加が顕著に
asahi.com:残業月60時間超で「自殺考えた」急増 財団法人調査

社会経済生産性本部メンタル・ヘルス研究所が、「残業と心の健康の関係」などについて1万738人(平均年齢37.5歳)にアンケートを取ったところ、月の残業時間が60時間を超えると「死にたいと思うことがよくある」割合が増えると発表した。長時間労働が心の病を招きがちであることへの、一つの警鐘である。

同本部は白書の中で、長時間労働の問題点を次のように指摘する。
  1. 生活習慣を乱す。特に睡眠時間が減る方向にある。
  2. 心身の健康尺度は不健康な傾向となる。特に「疲労」は顕著に悪化する。
  3. 職場では「仕事への負担感のなさ」が負担感のある方向にふれる。
  4. 家族との関係は、残業が60 時間以上になると問題がうかがえる。
  5. 自殺念慮も60 時間以上になると増える
また、同本部の「2005年「産業人メンタルヘルス白書」-プレスリリース」によると、労働組合へのアンケート「心の病が最も多い年齢層は?」との問いに対して、もっとも多い年齢層は「30 代」という回答が寄せられている。これも、長時間労働が30代に多いこととの関連があるのではなかろうか。

(若いからと言って)体力にものを言わせるような働き方は禁物だ。各自の注意が必要だろう。だが、管理者・使用者の責任も重大だ。残業が多くなる仕組みを改善しないまま、残業の多い者を特定して、個人責任を過度に追及するケースも、メンタルヘルス上好ましくないと書かれている。結果として本人の意欲を削いだり、不調者の増加をももたらしかねないそうだ。
職場毎に、「負担感」軽減のための工夫を考えるべきである。
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by kiyoaki.nemoto | 2005-08-29 06:28 | 医療・健康
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