胎児が痛みを感じるのは妊娠後期
CNN.co.jp : 胎児が痛みを感じるのは妊娠後期、JAMAの掲載論文

妊娠中絶などで特に問題となりやすいのが、「人はいつからヒトと呼べるか」という問題でだろう。宗教問題とも絡めば、中絶の可否の判断は熱く議論されることがしばしば起こる。
そんな問題に一石を投じそうな科学論文が発表された。
カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)のローゼン産科麻酔医らの研究者は、8月24日付の米医師会雑誌(JAMA)で、母胎内の胎児が痛みを感じるのは、妊娠後期(第28週)以降になってからだとする論文を発表。
これまでの研究や報告などを精査した結果、胎児の脳は痛みを感じる構造が早い段階に形成されているものの、妊娠7カ月(第28週)ごろになるまで、実際に痛みを感じる能力はない
これは、妊娠中絶論者の持つ論拠に反駁する研究結果でもあるため、新たな議論を巻き起こす可能性もあるとされている。

中絶は長い歴史を持ち、この先も簡単に無くならない行為であろう。議論に決着が着くことは期待しないが、宗教的観点以外での共通理解が進むことには意義があるだろう。
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by kiyoaki.nemoto | 2005-08-26 01:42 | 医療・健康
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