少林寺拳法「卍」に別れ ナチス連想と新紋章公表 - Excite エキサイト : 社会ニュース
少林寺拳法のマークになってもいるという卍(まんじ)。 卍はナチスの鈎十字(ハーケン・クロイツ)等に比べるべくもない程古くからある記号というか、文字である。 日本では地図記号である寺社のマークとして使われているので、小学生でも知っている卍のマークだ。 同時に、これは単純な図形の一つなので、私が小学生の絵画に似たような模様を思いついて描いたことを覚えている。当時は、(実物とは違うが)手裏剣をイメージして描いたのだが。 このような単純なシンボルが、(歴史は比較的浅くとも)後世に多大な影響を及ぼしたナチスの陰に隠れることになったかのような記事である。 ナチスを嫌う人に配慮するのは結構なのだが、卍に対する正しい認識を持たないままの処置には、「これでいいのか?」という感慨を抱かざるを得ない。 また、日本人には疎い人も多いかと思うが、三角形を2つ組み合わせた「ダビデの星」がユダヤ人のマークだということで、国際的な催しの場などでは、配慮することも多い。 だが、こんなに単純なシンボルの独占使用をユダヤ人に許していいのか、という気もする。 それなら、単純な○印は日の丸を連想させるから、日本人のマークとして独占使用すべきではないのか。 単純な図形にたった一つの意味を求めるのは、厳密さが要求される数学記号だけにとどめて欲しいものである。
by kiyoaki.nemoto
| 2005-01-09 18:41
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