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石綿条約を批准
NHKニュース:日本 ようやく石綿条約を批准

日本政府は、11日、ILO・国際労働機関が採択したアスベストの使用を規制する国際条約について、採択から19年ぶりに批准のための手続きを行った。この結果、1年後に条約の効力が発効することになる。

条約の採択から批准まで19年もかかったことについて、政府のジュネーブ代表部では「一部の国内法の整備が整っていなかったためだ」と説明していますが、国際条約の採択を急がなかったことが、国内のアスベスト対策の遅れにつながった側面も指摘されています。

今日では皆気付いていると思うが、国内では産業への打撃を抑えるための配慮が(いつ発生するか分からない中皮腫への対策よりも)優先されてきた形だ。アスベストの危険性は1970年代から知られていただけに、批判が高まるのはやむを得ない。

ただ、こうしたことがアスベストだけの問題と言えるのかどうか。
今回のことも政府や国民にとっての「教訓だ」と言うようなら、本当に教訓になっているとは言えまい。
by kiyoaki.nemoto | 2005-08-12 02:11 | ニュース
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