第10惑星候補を発見
太陽系惑星:「最も遠い10番目」を発見 NASA研究所
Excite : 太陽系10番目の惑星発見=NASA発表
三菱電機 DSPACE/2004年4月コラムVol.1[セドナが第10惑星になれない理由:林公代]

NASAとカリフォルニア工科大学のマイク・ブラウン准教授の研究グループが、「2003UB313」という天体が冥王星より大きな「惑星」であることを発見したと発表した。マイク・ブラウン准教授は「セドナ」を発見したことでも有名だが、「クワーオワー」も「セドナ」も冥王星より小さな天体であった。従って、これらが惑星に昇格することは今後も考えにくい。
しかし、今回発見された「2003UB313」の直径は、冥王星の1.5倍と見られており、これが惑星として認知されれば、1930年の冥王星の発見以来のこととなる。

電話会見したブラウン准教授によると、太陽からの現在の距離は約145億キロ。冥王星の太陽からの平均距離より2倍以上遠い。現在は最も離れており、最も近づくと53億キロになる。軌道はだ円で、太陽系の軌道面から約45度も傾いている。
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惑星かどうかの審議は今後、国際天文学連合が行う予定だが、結論を出すまでには数年かかりそうだということだ。
現在、太陽系の惑星の定義については、以下の2点を満たすことが求められるのが普通だ。
主流な惑星の定義
  • 冥王星より大きいこと。
  • 質量が軌道総質量の過半数を保持していること。

  • 最初の条件を満たしているかどうかは比較的分かりやすいが、もう一方の条件を確認するには、軌道を確定して、その軌道上に他の天体がないか調べる必要がある。遠方のエッジワース・カイパーベルト天体では、その確認に手間取ることが多く、「セドナ」やクワーオワーはこの点でも惑星の資格があるか怪しい。
    だが、「2003UB313」の軌道は黄道から大きく離れている。この点が「2003UB313」が発見されにくかった理由の一つと考えられるが、もしかすると、これが幸いし、確認作業が順調に進むかもしれない。
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    by kiyoaki.nemoto | 2005-07-31 19:32 | 自然科学
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