<海底火山噴火?>南硫黄島近くで巨大な水蒸気の柱
kaiyo 24福徳岡ノ場 2日午後5時45分頃、小笠原諸島の南硫黄島付近の海上で、直径50~100メートルの水蒸気の柱が上がっているのを海上自衛隊員が発見した。この水蒸気の柱は上空1キロほどに達しているという。 防衛庁は海底火山が噴火した可能性があるとみており、海上保安庁と共に活動を監視している。 防衛庁海幕広報によると、水蒸気の位置は北緯24度17分・東経141度29分で、南硫黄島からは北北東約5.5キロの海上。非番で島内の宿舎にいた海自硫黄島基地隊の隊員数人が発見し、救難用ヘリを飛ばして調べた。ヘリからの観測で、水蒸気は高さ約1000メートルに達し、赤い光も見えたという。 この海域には最浅水深22mの福徳岡ノ場(北緯24度17.1分、東経141度28.9分)が存在し、しばしば海水が変色したりしている。これまで3度(1904年、1914年、1986年)も新島を形成し、その後に島は没したという場所だ。 今度も新島が現れるだろうか。 [P.S.] 「南硫黄島沖の海底噴火 新たな岩礁確認」の記事によると、噴煙が300m程度に弱まった3日、現場海域に30ほどの岩礁が現れたそうだ。いずれも1m程度の小さなもので、いずれ消滅すると見られている。 [P.S.] 更に4日になると、活動全般が収まりつつあるようだ。 「南硫黄島沖の海底火山、活動静穏化・噴煙収まる」の記事によると、噴煙は消え、岩礁などは見あたらず、海水の変色域も緑白色に薄まり、規模も縮小したということだ。
by kiyoaki.nemoto
| 2005-07-03 02:27
| 自然科学
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