ニッポン放送株取得の顛末
SBIがフジ株をニッポン放送に返還

ライブドアによる乗っ取りの防衛策としてニッポン放送がソフトバンク・インベストメント(SBI)に貸したフジテレビジョン株(発行済み株式の13.5%)が30日、同放送に返された。SBIは「フジと共同出資したベンチャーキャピタルファンドも順調で所期の目的を達成。株主総会終了に合わせて返還することにした」としている。同放送はフジ株14%を保有する筆頭株主に返り咲いたが、フジは同放送を完全子会社化後、同放送のフジ株を自社移転、原則として消却する。

ライブドア社がニッポン放送株の過半数を買い占めた騒動では、ライブドア社の真の目的はニッポン放送が持つフジテレビの株式だと言われ、これを防ぐためニッポン放送はフジテレビ株を緊急避難的にSBIへ「貸し付け」ていた。
しかし、ライブドアとフジサンケイグループが和解したことで、この株をニッポン放送に返却したようだ。ライブドアとフジテレビが早期和解したことで、「ホワイト・ナイツ」として登場したSBIはその影響力を示しつつも、事態収拾に力を貸したに留まる姿勢を見せた。
ネット上の一部では「ライブドアよりSBIの方がコワイ」と言われたが、劇的なことは何も起こらず、SBIも信頼を失うことはなく、これにて一件落着となりそうである。

関連:【大人の姿勢と子供の姿勢/ライブドアとSBI
関連:【ニッポン放送を子会社に、ライブドアが届け出
[PR]
by kiyoaki.nemoto | 2005-07-01 17:30 | ニュース
<< 巨漢の悲劇 ベルギー Top フィンランドに学ぶ学力向上策 >>