WWFが調査捕鯨を批判
@nifty:NEWS@nifty:調査捕鯨は不要とWWFが批判(共同通信)
Greenpeace Japan
CNN.co.jp : WWF、日本の調査捕鯨を非難 中止求める
<IWC総会>20日から韓国ウルサンで開催
調査捕鯨は不要と批判 「非科学的」とWWF

c0026624_12184823.jpg20日から韓国でIWC(国際捕鯨委員会)が開かれるのを前に、WWF(世界自然保護基金)が日本の調査捕鯨を批判する報告書をまとめた。
日本の調査捕鯨は「非科学的」で、科学調査に名を借りて商業捕鯨を継続しているにすぎず、直ちに中止すべきだと訴えている。

IWCで捕鯨が一律に中止(モラトリアム)された1988年以降、国際捕鯨取締条約の「調査捕鯨」条項を盾に、日本は南極海での調査捕鯨を開始した。その費用は年間9億円だそうだ。
この経緯が、日本の調査捕鯨が批判を浴びる理由の一つらしい。商業捕鯨のモラトリアムと入れ替わってすぐに始められたこと、調査船には前年まで商業捕鯨をしていた船をそのまま転用したこと、調査捕鯨の捕獲頭数予定が前年までの商業捕鯨の半分と計画していたことetc.、商業捕鯨の継続意図が見え見えだと言うことだ。
そして、もっとも考慮すべき批判は、実際に商業捕鯨が再開されれば鯨の生息数回復は再び頭打ちになり、捕鯨開始前の頭数に近づけるのは困難になるという主張である。商業捕鯨に賛成の立場であっても、鯨を絶滅に追いやりたい訳でないのは一緒の筈だ。

一方、日本の捕鯨を擁護したい意見として、鯨の数が激減したのは(日本以前に)アメリカ等かつての捕鯨国が乱獲したせいだという気持ちがある。特に、捕鯨基地確保の目的で江戸幕府に開国を迫られた歴史を持つ日本としては、こうしたわだかまりも拭い去り難い。
また、かつて鯨肉の恩恵を受けて育った世代としては、鯨肉の「美味しさ」は捕鯨への期待を胃袋から掻き立てるものだ。

c0026624_1223784.jpgところで、今月4日に東京で鯨肉の料理教室が開かれた。[ビデオ
主催者は「食糧自給がままならない日本」では、鯨市場を国内に作り、「鯨を食べたい」という声を増やすことが大事だと主張。政府間交渉だけでは反捕鯨の意見と戦えないと指摘する。
いざという時に備えて捕鯨文化を残す必要性は判断しかねるが、鯨を食べたい人が減っているのは事実だろう。伝統に拘る気持ちが有っても、市場と乖離した伝統文化はいずれ廃れる。
主催者の主張とは裏腹に、市場がないからこそ衰退せざるを得ないのだという点で納得してしまった。
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by kiyoaki.nemoto | 2005-06-13 10:03 | ニュース
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