妊婦ダイエットが肥満児産む
河北新報ニュース 妊婦ダイエット、子は肥満 マウス実験で確認、京都大

妊婦のダイエットが子供に悪影響を及ぼすことを示すデータが、京都大学のマウス実験で示された。

c0026624_995654.gif妊娠中に母親の栄養が不十分だと、子どもが成長後に肥満になりやすいことを、藤井信吾京都大教授(産婦人科)と由良茂夫助手らがマウスの実験で確かめ、米医学誌セル・メタボリズムに8日、発表した。
 ダイエットなど妊婦の栄養不足に警鐘となりそうだ。
 由良助手らは、妊娠後半期のマウスの栄養を約30%減らしたところ、生まれたマウスの体重は通常に比べ17%少なかった。急速に発育し間もなく通常と同じまで体重は増えたが、糖尿病に近い状態になった。
 その後成長期に高脂肪の餌を与えると肥満になり、食欲を抑えエネルギーを消費する働きのあるレプチンというホルモンを投与しても食べる量は減らず、エネルギーを体内にため込んだ。体重は正常なマウスより約15%多くなった。

「レプチン」が早い時期に大量に出たマウスは、その後、「レプチン」の働きが鈍くなり、余分なエネルギーを消費しようとする神経の発達も抑えられてしまったそうである。
飢餓状態に近い環境で生育した胎児は、出生後も栄養を取り込もうという体になってしまうため、親のダイエットの反動が子に報いてしまう形だ。
妊婦は注意されたし。
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by kiyoaki.nemoto | 2005-06-08 08:54 | 医療・健康
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