右翼の主張
伊法相が「イスラム系女性の服装は違法」発言 | Excite エキサイト : ニュース
「外国人と結婚したロシア人は市民権剥奪」極右政党の法案 | Excite エキサイト : ニュース

排外的な思想は多くの国に存在する。
カトリックが圧倒的に多いイタリアでは、無右派北部同盟所属のロベルト・カステリ法相が「自分ならば顔を覆うヴェール「ブルカ」を着用した女性から罰金を取ると発言して、批判を浴びた。
カステリ法相は、記者とのインタヴューに答えて、「顔を隠して歩き回るのは犯罪だ。やってはいけない。そういう女性は警察に通報し、罰金を取らなければ」と語ったそうである。
勿論、これはイスラムの習慣に照らせば無理な要求だろうが、実際にはイタリアの路上でブルカの女性を見かけることは滅多にないそうだ。
そこで、この発言は単に大衆のヒステリックな反イスラム感情を刺激したものとして有害だ、と批判されている。

イタリアの事件は、言ってみれば「他罰的」言動だが、ロシアでは「自罰的」とも言えるような法案が検討されている。
一部の国会議員グループが起草している法案によれば、外国人と結婚したロシア人は国外追放もしくは市民権剥奪になるという。「世界で最も美しく気だてのいいロシア女性が、海外に流出している。そして我らの持つ最も価値あるもの、すなわち国家の遺伝子が浪費されているのだ」と国粋主義政党LDPR所属のニコライ・クリャノヴィッチは語っている。
ソビエト連邦の崩壊後、人身売買されるロシア人女性が増えていると聞くが、経済不振が原因で日本を含めた国外へ身売りする女性が結構いるらしい。ある統計によれば、17歳から25歳の女性の3人に1人は外国人と結婚し海外で生活することを希望しているとも。これでは国会議員でなくとも危機感を抱くかもしれない。

いずれの主張も差別的だが、差別の対象は常に弱者(女性)に向けられる点は共通している。
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by kiyoaki.nemoto | 2005-06-08 07:22 | ニュース
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