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米軍による「人質」作戦を容認 イラク
日刊ベリタ : 記事 : イラク米軍、抵抗戦士の身内女性の拘束を容認

【東京4日=齊藤力二朗】4日付のイスラム・メモによると、イラク駐留米軍が、抵抗勢力の戦士を自首させるために、戦士の母親か姉妹、娘を拘束できる法律が制定された。米軍が同様の目的のため、あるいは弾除けの盾として、抵抗分子の身内の女性を人質に捕ることはしばしば報じられてきたが、同紙はこの新法を「占領軍の退廃した精神状態を反映する重大な進展の一環」と評している。

「抵抗分子の身内の女性を人質に捕る」作戦が有効だとして、米軍のこうした活動に法的根拠を与えることになったようだ。今後も人質作戦が続くことが明らかになったと言える。
伝えられているように、この作戦は抵抗勢力に対して効果がある反面、女性の人権侵害の問題がある。また、今更ではあるが、イラクの武装勢力がしばしば行う誘拐を引き起こしたとの批判もある行動だ。

こんなことをしなくても治安回復が進めば良いのだろうが、残念なことに、イラクの治安悪化はアメリカの楽観的見通しを裏切り続けてきた。特に自爆テロの被害者は、増加している。
いつまでもこんなことが続くようでは、イラクの復旧・復興には程遠い。
by kiyoaki.nemoto | 2005-06-05 08:14 | ニュース
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