帰国できない元日本兵
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[MSN-Mainichi INTERACTIVE 元日本兵生存]
元日本兵:フィリピンで生存情報 厚労省が半年以上放置
元日本兵:「ゲリラ、要求額5倍に」解決、長期化の恐れ
Excite エキサイト : 使館員撤退を検討 仲介者情報あいまい
ZAKZAK


ゼネラル・サントス終戦60年を迎えようとしている今年になって、フィリピン・ミンダナオ島の山岳地帯で生活している元日本兵が帰国したいと連絡してきた、と伝えられ、大きなニュースになっている。

戦後27年経ってグァム島から横井庄一氏が、29年経ってフィリピン・ルバング島から小野田寛夫氏が帰国した際もかなり大きな話題になったが、今回の連絡役を務めた人など、その筋の人からは、未だ帰国できない日本兵は意外に多くいるという話が聞こえてくる。

毎日新聞がタイとベトナムで4人の元日本兵を取材した時、彼らは残留の理由を「戦線から離脱したことで帰れなかった」と話したそうだ。旧日本軍では、戦線・部隊離脱は軍法会議にかけられる可能性が高く、これを恐れていたということは十分考えられる。最近のJR西日本の事故を想起する人も多いことだろう。また、少し前には北朝鮮に渡ったジェンキンス氏が脱走兵として軍法会議に掛けられるのを恐れてなかなか日本へ渡る決断が出来なかったとも聞いた。

今回、ミンダナオ島で発見された日本兵については、もう少し事情が複雑らしく、終戦後に現地ゲリラに収容されて今日に至ったらしい。現在、日本政府が確認しようとしているが、マスコミに大々的に漏れたことで、ゲリラが身代金を5倍に引き上げたそうだ。解放が遠のくことになり、仲介役の男性は外務省の対応を批判している。

今回の政府に情報提供した仲介者は、これまでに500万円もの私財を投じてフィリピンの残留元日本兵の調査を行ってきた。彼によると、現在も57人が残留していると見られるという。また、今回の2人についても昨年から情報があったのに、半年以上も具体的な行動を政府は起こせなかった。これだけ多くの人数を厚労省が把握できていないのは何故なのか、今後、新たな問題になりそうだ。

[P.S.]
河北新報ニュース 仲介男性を「信頼できず」 比の元日本兵問題」の記事によると、大使館員は仲介役の男性を信頼できないと考えている様子だ。
物証がない上、仲介者自身が元日本兵に会ったことがないことなどが理由。

[P.S.]
更に続報で、「Sankei Web 社会 6月にも面会実現の可能性 ミンダナオ「旧日本兵」と(05/30 18:13)」の記事によると、仲介の男性が「日をあらためて静かなところで面会をセットできるようになった段階で、大使館に連絡する」としており、外務省では6月頃に面会できるのではないかと考えているとのことだ。

[P.S.]
今回の騒動自体を胡散臭いと思う人もいるが、仲介者を知る人からは、そうではないという声が聞かれる。
参考:ZAKZAK
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by kiyoaki.nemoto | 2005-05-29 18:53 | ニュース
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