残業を減らすには
残業問題解決:コラム「研究員のココロ」

(株)日本総合研究所の主任研究員、青木昌一氏が執筆したコラムで、いかにしたら残業を無くせるのかを論じていた。具体的数字などは無いが、一つの参考にはなるだろう。

青木氏は、まず、「何故残業が多いのか」として、残業の理由を以下の4つに分類している。(慢性的人手不足は除く)
  1. 上司や仲間の目を気にして会社に残り続けて残業扱いとなる。
  2. 手空きの状況が多かったり、日中の無駄なおしゃべりや不要な仕事に手間をかけた結果として時間外にしわ寄せがいっている。
  3. 上司から明確なミッションを与えられず、極めてあいまいな指示しかされないなかで手探りで仕事を進める。
  4. 上司のイメージ固めのために、下らない作業に忙殺させられる。

次に「残業を減らすために」として、解決方法について述べている。

a.とb.については、「企業の注意喚起や個人の意識改革」で解決可能な問題だと一刀両断。但し、いずれも企業風土に根差す問題であり、改革には思った以上にエネルギーを要するとして、次のようなポイントを挙げている。
  • 社員各々が仕事を長期・短期に分けてキチンとスケジュール化して取り組む。
  • 幹部と部下が手際よく仕事を終わらせるという強い意志を共有し、実際に仕事に集中して無駄な残業をしないあるいはさせないという行動をとる。
  • 常にこれは有効な時間の使い方かを自問自答する。
  • 会社が絶え間ない注意喚起を行う。通知したから終わりではいけない。しつこいくらいのフォローをしなければ元の木阿弥である。

c.とd.についてはマネジメント・スキルの問題とし、「指示を明確にする癖をつける以外に解決の術はない」と断言。そのためのポイントを次のように指摘している。
  • 幹部が仕事を進めるうえできちんとプランを立てる
  • 幹部自らそのプランを必要に応じて社内外にコミットメントをする。
  • コミットメントする際に説明する癖をつける。自ら説明できない仕事を部下にさせるのではなく、説明できるレベルまで咀嚼して部下に落とす。

人それぞれではあるが、思い当たる点がいくつかあるのではないか。
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by kiyoaki.nemoto | 2005-05-24 10:51 | 街角
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