「代理母契約は公序良俗に反する」判決
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米国での代理出産で02年10月生まれた双子を実子として出生届を出した兵庫県内の50歳代夫婦が、不受理とした市役所の処分取り消しを求めた家事審判で、大阪高裁は23日までに、夫婦の申し立てを却下した家裁決定を支持、即時抗告を棄却する決定を出した。田中壮太裁判長は代理母出産について「代理母の契約は公序良俗に反し無効」と厳しい見解を示した。

難しい判決だと思った。肝心の判決理由が「(日本では)公序良俗に反する」となっているからだ。
子供が望めない夫婦がなんとかして子供を持ちたいと思ったとき、どんな選択肢なら許されるのか、判決では言及されていたのか、気になった。

子供の立場から見れば、生みの母と育ての母も違うのだろうし、生みの母と遺伝的母親もまた違うというのは、周囲の人間関係と比較できないほど複雑で、社会生活にも影響が出かねない。だから、現状に置いて代理母出産という手段を選択しない方がよい、という気はする。
だが、生まれてしまった子供を思えば、別の判決が良かった気もしないではない。自分の存在が「公序良俗に反する」行為の結果だと知ったら、子供が可哀相だ。
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by kiyoaki.nemoto | 2005-05-24 01:46 | ニュース
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