高校教育費の負担感増加
[Excite エキサイト : 社会ニュース]
高校の授業料減免急増 定時制を直撃、日高教調査

2004年度に授業料減免を受けた高校生は2年前の02年度に比べ52%増え、子どもの教育費を負担できない家庭が急増していることが19日、日本高等学校教職員組合(日高教)のまとめで分かった。定時制だけをとると、2年前の4倍以上で困窮ぶりが際立つ。

経済的な理由などで十分な教育を受けられないと、将来の収入が低くなり、その子供はまた教育が十分に受けられない・・・。格差の世代間固定化が進んでいるといわれる中で、これは懸念すべきことだ。

記事を読むと、減免者数が増加の一方、経済的理由で修学旅行に行けない子供も徐々に増えつつあるという。まるで、時代を逆行しているような錯覚を覚える。
親の収入の安定が保証されないからと言って、子供までがその影響を被ることを放置してはいけない。将来の人材をスポイルすることにもなる。十分な教育が受けられないような国になっては、資源の乏しい日本は立ちゆかなくなる。

この他にも、日本の高等教育に関する懸念が最近増えているように思う。

  • 高校や大学の進学率は非常に高率なのに、大卒の就職率が(期待に反して)低い
  • 大学院卒の研究者採用が企業で減っており、日本企業のR&D能力が低下している
  • 企業における能力主義が昨今、学歴は不要という若者を増やしている
  • 社会人大学・大学院は増えているが、平均労働時間が延びており、ハードルが高い
義務教育は一律保証されるべきだし、高等教育は機会が増やされるべきだが、実質的に両者の中間に位置する高校教育の質的充実は、大事な問題だろう。
[PR]
by kiyoaki.nemoto | 2005-05-20 03:58 | ニュース
<< ライブドア、経常利益45%増 Top ブラック・ホールの衝突を観測か... >>