「日本の常任理事国入り、中国は基本的に反対」
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阿南惟茂駐中国大使は18日午前の自民党外交関係合同部会で、日本の国連安保理常任理事国入りに対する中国の見解について説明し「中国は基本的には反対だ。小泉純一郎首相が靖国神社の参拝をしないなら中国が賛成に回るということもないと思う」と指摘した。

阿南大使は2002年の瀋陽総領事館の北朝鮮人亡命者連行事件で有名になった人だ。不審者は追い返せ、と指示していたことが知れて非難を浴びたが、面倒を嫌う人物であることがこの一件に如実に現れていると思う。つまり、無難な意見を述べたがるだろうと言うことだ。
今回の阿南大使の意見も多分、無難な見方なのだろう。

中国が日本の常任理事国入りには反対だというのは、常に聞く話だ。地域大国としての影響力やメンツを確保するためにも、日本の常任理事国入りには反対していく考えを持っているだろう。
ただ、今のところ、中国が公に反対している理由は小泉首相の靖国神社参拝問題だけである。

中国はこれまで反対を明言していないが、温家宝首相は先月「歴史を尊重し責任を負う国だけが国際社会でさらに大きな役割を果たすことができる」と歴史認識問題を理由に反対姿勢を示している。

これは、考えようによっては、常任理事国入りを目指すチャンスだろう。参拝問題さえ無くなれば、日本の常任理事国入りに反対する口実が無くなるからだ。
もっとも、この問題が無くなった場合でも、中国は新たな反対理由を探すだろうし、それ以前に小泉首相が靖国神社参拝を止めるとも思えないが。
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by kiyoaki.nemoto | 2005-05-18 17:38 | ニュース
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