犯罪者の更正と職業
仮出所者雇用に助成金 法務省、就労確保を狙い | Excite エキサイト : ニュース

最近のニュースを聞いていると、犯人が住所不定だったり無職だったりする事件が、実に多いと感じる。
景気が悪いと治安が悪化するという一般論に照らせば、これはもう、景気が悪いことの間接的証明としか思えない。
景気状況に加えて、犯罪を犯したものを積極的に雇おうという事業主は少ないことから、ますます犯罪者の社会復帰が困難になり、悪循環になっていそうだ。だが、職業を持てないことで犯罪を繰り返しがちだという問題に法務省が(やっと?)取り組みを見せた。
保護観察中の無職者の再犯率は、有職者を大幅に上回っており、効果的に再犯を防ぐには就労先を確保する抜本策が必要と判断した。

今更こんなことを言うのも、どうかと思うが、職業を持つことは、社会生活を送る基盤だ。
社会からドロップアウトした人間をドロップアウトしたまま放っておいても、無害なうちは目立たない。だが、腐ってしまっては手に負えなくなる。

正直に前科を話したら、出所後に雇用してくれるところを見つけるのは至難だろう。悔い改めて真面目に働こうと考えていても、職が見つからずに再び犯罪を犯すことになったり、中には故意に刑務所に戻ろうと考える輩も出てくる。
犯罪歴のある者の就職が厳しいのは自業自得だという意見もあるが、その行き着く先を考えると、彼らの就職問題を見過ごすことは、残念ながら出来まい。

彼らが自立・更正を目指す限り、一般市民との共存社会を作らねばならない。
我々一般人も、彼らと共存してゆく意識を持たねばならぬと、肝に銘じる必要がありそうだ。

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by kiyoaki.nemoto | 2005-05-15 07:57 | ニュース
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