「女性専用車両」が必要な情けなさ
日本名物となるか? 関東で女性専用車両導入 | Excite エキサイト

ロイター通信によって、世界へ発信されてしまった「女性専用車両」の導入。
このニュースによって伝えられる日本の悪いイメージは2点、すなわち、混雑列車内の痴漢の多さと、ラッシュアワーにおける車内の混み具合そのものだろう。

女性専用車両導入は軒並み好評なようだ。女性には勿論、痴漢と間違われる畏れを抱く(?)男性にとっても、この隔離策は取り敢えず歓迎されている。
その他の意見としては、「男性専用車両も必要」という、これは被害者意識の強い男性の意見だろうか。また、「女性専用車両以外の車両での混雑が悪化するので反対」という意見も有るようだが、これは元々過密な車内状況の改善こそ求めるべきだろう。「男性の酒やたばこのにおいも嫌だったので」という女性の意見についても同様。
みんな、混雑が悪いのである。

2004年の痴漢および暴行事件の通報は2201件というから、毎日6件はどこかで車内事件が起きていることになる。(このうち、痴漢の通報割合は分からないが。)
首都圏のラッシュ時には乗客同士が密着し、車内の空気はよどみ、会話の声も疎ましい。こんな状況の打破こそが文化的な生活だろうし、痴漢犯罪をも抑止してくれるはずである。
吊り革が全て埋まらないと「乗車率100%」でない、という計算方法からして、日本人は列車に詰め込まれる「物」扱いなのではないか、という気がしてならない。

座席が埋まったら100%、と見てほしい。昔から思ってきたが、何処に言えばいいものやら。

小田急の広報担当者が言うように、「混雑を完全に解決することはできません」。だが、こんな状態を当たり前と思っていては、知恵は出てこない。「乗車率400%」とでも言われれば、なんとかしようと頭をひねるのでは?

[P.S.]余談ながら、世の中には、女性専用車両に反対する会なるものも存在するようである。彼らの主張も聞いてみたい気もするが、会員になってまで掲示板を覗いてみたいとも思わないので、会員の方が居たら、内容を教えてもらいたい。
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by kiyoaki.nemoto | 2005-05-11 01:49 | ニュース
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