占星術師、NASAを訴える ロシア
Russian astrologer seeks $310 million of moral damage compensation from NASA - PRAVDA.Ru
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ある占星術師は、NASA(アメリカ航空宇宙局)の計画が彼女の祖父母の個人的な思い出を台無しにすると信じています。
今年1月に打ち上げられたNASAのディープ・インパクト宇宙探査機は、2005年7月4日にテンプル1彗星を攻撃する予定です。このプロジェクトはNASAの最も野心的な宇宙での活動の1つになりました。

この計画によると、探査機は彗星に接近して中心角の方向に270kgのシェルを発射する予定です。うまく行けば、シェルはアメリカの独立記念日である2005年7月4日に時速3万7千キロメートルで衝突するでしょう。
専門家は、衝突の結果としてフットボールのスタジアムサイズのクレーターが形成されると信じています。
科学者等は彗星の核の中身を見ることができるでしょう。ディープ・インパクト宇宙探査機に備え付けられたビデオカメラや、アメリカの望遠鏡──ハッブル、チャンドラ、スピッツァー──等の助けによって、科学者が観測するでしょう。シェル自体もまた、ビデオカメラを備えています。

彗星核の構造は、太陽系に関する更なる情報をもたらすでしょう。科学者は、彗星は太陽系が形成されつつあるおよそ46億年前に出来たと考えています。

衝撃は地球から132km(誤報か?)離れたところで起こります。科学者は、この「宇宙のテロ行為」は彗星自体には大きなダメージにはならないと言っています。宇宙探査機と彗星の衝突は、飛んでいる虫がレーシング・カーのフロント・グラスにぶつかるのに例えられるでしょう。

差し当たって、ロシアの占星術師マリア・バイはNASAのテンプル1彗星爆撃計画の取り消しと禁止を求めています。この占星術師は、アメリカ宇宙局による計画が宇宙の自然な営みに反する試みであり、宇宙の自然なバランスを壊すかもしれないと信じています。
マリア・バイは彼女のモラルと個人的なメモリーの保護を求めてNASAを告訴しました。ロシアの科学者は、上記の彗星が個人的なメモリーとしてかなり重要であると言います:というのは、この彗星が彼女の祖父母の関係を始めさせたからです。彼女の祖父が祖母に会った時、祖父が祖母に空のテンプル1彗星を見せ、彼らの長い家族生活のロマンチックな始まりとなったのです。

このロシア人占星術師は精神的なダメージは合計3億1千万ドル(87億1千万ルーブル)以上と見積もっています。モスクワ裁判所は既に、ロシアの管轄外であることから免責を理由に訴訟を却下しました。
しかしながら、上級審判法廷はこの決定を取り消し、訴訟をNASAを参加させて更に熟考するよう差し戻しました。マリナ・バイの弁護士は、NASAがロシアの領内に、つまりモスクワのアメリカ大使館の構内に、事務所を持っていると言いました。

一言:占星術師のことも話題ですが、独立記念日に合わせてこんなことを計画する辺りに、アメリカの野心が伺えます。
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by kiyoaki.nemoto | 2005-05-12 17:28 | 街角
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