家庭で立場のない夫
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家庭で立場のない夫…サラリーマン川柳優秀句が活写 YOMIURI ON-LINE



今年も第一生命保険が「サラリーマン川柳コンクール」の優秀10作品を発表した。
1位の「オレオレに 亭主と知りつつ 電話切る」を始め、「家庭で立場のない夫」(讀賣新聞評)を詠んだ句が多い。(1位の他、4位、7位、8位、10位などもそうか?)

ところで、関連シンクタンク、第一生命経済研究所が行った「6~18 歳の子どもを持つ父母600 名に聞いた『親子関係に関するアンケート調査』」というものがある。
ここにも家庭における父親の不在が表れている。夫としての立場に留まらず、子供への影響力も(母親より)低下しがちな父親の姿が浮かび上がる。
調査項目は次のようにシンプルだ。
  • 子どもとの普段の対話状況
  • 子どもの年代別にみた「よく対話をする」割合
  • 子どもと一緒に朝食を食べているか?
  • 子どもと一緒に夕食を食べているか?
  • 父(母)の日に子どもからプレゼントをもらえるか?
  • 自分の誕生日に子どもからプレゼントをもらえるか?
  • 子どもの誕生日にプレゼントをやっているか?
  • 子どもは家事を手伝ってくれるか?
  • 子どもが家事を手伝わない理由
  • 子どもから信頼されていると思うか?

その結果はあまりまとまっている訳ではないが、研究員のコメントを引用すると次のようになる。
親子の対話に関しては、父母の約3分の2は子どもとよく対話できていると考えていますが、父母間には大きく差があり、母親に比べ子どもと頻繁には対話できない父親が少なからず存在することがわかります。
食事を一緒に食べているかどうかをみると、程度の差はあるものの、朝食は約9割、夕食はほとんどの親が週に何回かは一緒に食べている一方、朝食を全く一緒には食べないという親も約1割存在するようです。
プレゼントを贈る、贈られるという習慣については、約8割の親が子どもに毎年必ずプレゼントをやっていますが、父の日や母の日、自分の誕生日に必ずもらえる親は約3割に過ぎません。特に、娘から母親への贈答は比較的多く行われているのに対し、息子から親へのプレゼントは稀薄化している家庭が少なくないことも明らかになりました。
家事手伝いに積極的な子どもは全体の約4分の1しかおらず、男の子は「頼んでも嫌がられる」、女の子は「勉強や塾で忙しい」といった理由が多くみられました。また、そもそも「頼まない(頼んだことがない)」という親が約5人に1人はいることからも、子どもに遠慮する親の姿勢がみ受けられます。

仕事が忙しく対話できない父親には気の毒であるが、父親と娘の間柄は早晩遠ざかるものだし、話の合う筈の息子とも、中学以降は対話が減る。
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母親の約80%が子供と「よく対話をする」のに対し、父親は54%と差が付いた。
父親にとっては、子供が小学生のうちは早く帰宅したりして対話の時間を持たないと、家庭における存在感を低下させかねないと思う。
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by kiyoaki.nemoto | 2005-05-11 17:20 | ニュース
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