テレビで納税、謄本・抄本請求も可能に 韓国
donga.com [Japanese donga]

韓国でテレビを使ったインターネット電子行政サービスへの取り組みが行われている。
コンピューターに不慣れな老人や子どもたちが、テレビ画面に映ったメニューに従い、テレビのリモコンを操作することで、手軽に税金納付や各種の謄本・抄本書類の発給などが可能になることを目指している。

今月から行政自治部とソウル市内の政府中央庁舎別館でテレビ電子政府サービスの試験運用を行い、8月からソウル江南区でテストサービスを行う予定だ。
テストサービスされる内容は、住民登録謄本・抄本以外にも土地台帳謄本、地籍図謄本、健康診断書の結果など、10の住民行政サービス関連書類の発給と自動車税、財産税、取得税など、55種の税金納付、政府および自治体のニュース発信などだ。

同サービスを受けるには、月賃借料5000ウォンのセットトップボックスとプリンターの設置が必要だ。
ゆくゆくは日本などでも似たようなシステムが作られるかも知れないが、高齢会社会の進展を踏まえると、テレビを利用したシステム作りは日本でも必要なのではないか。

日本では、特に高齢者へのパソコンやインターネットを教えるIT講習を自治体が支援したりしているが、アルファベットから教えなければならないなど、入門時のハードルが高い
そもそも、パソコンやインターネットを必要だと思わない高齢者も多く、リテラシーの低さがサービスやコンテンツ充実の壁にもなっていると言える。
その点、テレビは馴染み深く、利用時間も長い。これを活用しない手はない。

一昔前、フランスでインターネットの普及が遅れたのは、1980年代独自に普及させたミニテル(専用端末を使う国内ネットサービス)のせいだと言われたことがある。人々は手に馴染んだ端末を使い続けたがるものだ。
新たな技術に対応するのが難しい高齢者向けのサービスは、日本でこそ先んじて開発されるべきだろう。

参考:インターネット以前のコミュニケーション - フランス・「ミニテル」(下)
関連:テレビ広告の絶頂期は2006年、その後はインターネット広告の時代が来る
関連:国税庁ホームページ
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by kiyoaki.nemoto | 2005-05-07 02:50 | ニュース
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