誤射事件で米伊が見解相違
CNN.co.jp : イタリア政府、情報機関員射殺で米批判 兵士の未熟さ指摘

イタリア人記者の人質解放時に米軍が誤射し、イタリアの情報員が死亡した事件を調査した結果、アメリカとイタリアの調査結果が食い違いを見せたそうだ。
当初から危惧されたように、アメリカとイタリアの認識の違いが再度露呈しただけでなく、相互不信を募らせる結果になったようだ。
事件について、イタリア側は(1)検問所の表示はなかった (2)自分たちの車はスピードを上げていない (3)警告のないままいきなり撃たれた (4)スグレナさんを解放後、空港に向かうという計画は事前に米軍に連絡してあった――などと主張。


一方で米軍側は、(1)検問所は米大使の通過用に臨時に設けたもので、標識は出ていた (2)イタリア側の車は時速80キロ前後出ていた (3)照明などで何度も警告した (4)イタリア情報機関の車が空港に向かうという連絡を、米軍は得ていない――などと主張し、現場の米兵に過失はないと反論していた。


これに対して、イタリア政府は2日夜に発表した報告で再反論。(1)検問所が近づいていることを示す標識はなく、減速・停車を求める車止めも分かるように設置されていなかった(2)車は時速40~50キロしか出していなかった (3)明らかに警告とわかる信号は事前になかった。警告灯が光ったのと、射撃開始は同時だった――と主張。さらに、スグレナさん救出計画についてカリパリさんが米国当局に連絡してあったのは間違いがなく、情報が米軍の現場まで到達していなかったとすると、それは米軍当局内の調整不足だと批判している。さらに、警告もなくいきなり車に銃を乱射した現場の兵士たちは、深刻なストレスと経験不足によって適切な判断能力を欠いていたと批判した。

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by kiyoaki.nemoto | 2005-05-03 20:06 | ニュース
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