らーめんタクシー 博多ラーメンを食い倒れようツアー 福岡市タクシー協会
トンコツスープで知られる博多──の隣の福岡ラーメンが、この5月から新たな取り組みを始めた。 といっても、ラーメンそのものへの取り組みではない。観光客向け「らーめんタクシー」の運行だ。 福岡市タクシー協会のホームページには、こんな説明がある。 らーめんタクシーとは、福岡にお越し下さった方々に、2時間以上タクシーを貸切にてご利用頂き、複数(4店程度)のラーメン店をドアツードアで巡っていただくツアーです。まぁ、要するに、客を市内のラーメン店へ連れ回して、効率よく福岡のラーメンを食べさせるという寸法だ。 これは珍しい方式だと思う。離れた店舗を、客に動いてもらおうという取り組みは、全国でも珍しいのではないか。 これと対照的なのが、ラーメン博物館方式である。新横浜ラーメン博物館の場合、8店ものラーメン屋が集まっており、客はここへ行くだけで好きな地域のラーメンを食べることができる。また、仙台のラーメン国技場の場合、人気に応じて定期的に店が入れ替わるそうだが、こちらも客はここへ行くだけで好きなラーメン屋を巡ることができる。 そうしてみると、これは福岡市内の既存ラーメン店をまとめられなかった故の苦肉の策かも知れないが、客を連れ回すという逆転の発想を生み出したのには感心する。 ただ、2時間5千円(昼間)のタクシー料金をペイするには、ラーメン好きな人間が4人ほど集まらないと難しい気がする。それに、店でラーメンを食べている間もタクシー利用時間に含まれると考えると、果たしてどれだけの利用申込があるのだろうか。気になるタクシーだ。
by kiyoaki.nemoto
| 2005-05-03 02:09
| ニュース
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