台湾を巡る三者の綱引き
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60年ぶりの「国共合作」を演じた、共産党の胡錦涛国家主席と国民党の連戦主席との会談に対し、台湾世論は概ね会談に好意的であった。大陸との緊張緩和こそが台湾が求めているものだからだろう。

一方、独立派の与党民進党や行政院は、会談自体を台湾に益のないものと批判している。そして、陳水扁総統は「中国が台湾のどの政党や個人との対話を好むとしても、最終的には、台湾国民に選ばれた総統と、台湾の政府と対話しなければならない」「それが(台中)関係の正常化に向け、通常のコミュニケーション・チャンネルを開く正しい道だ」と語り、共産中国に対話を呼びかけている。共産党が対話を拒む限り、こちらのチャンネルは開かれないかも知れないが、陳水扁総統は第2野党の訪中に合わせてメッセージを託すことにしているそうだ。

・共産中国と国民党は台湾統一を願い、
・国民党と民進党は台湾の利益を願う。

このような関係を前提にすれば、キャスティング・ボートを握るのは国民党に見える。だが、真の主役は台湾の住民だ。国民党は全台湾の声を聞いて行動しなければならない。
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by kiyoaki.nemoto | 2005-05-01 22:26 | ニュース
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