半世紀ぶりの国共会談
CNN.co.jp : 台湾の野党主席、中国の胡総書記と会談、関係改善で一致

中国の内戦で国民党が共産党に破れ、台湾に逃げ込んでから半世紀以上が経つ。その共産党と国民党のトップ同士が60年ぶりに会談した。会談後、台湾独立に反対する共同宣言が発表された。
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国民党は台湾では野党になってしまい、連戦氏に台湾の代表権はない。だが、
1971年に国連で中華人民共和国が全中国を代表することになって以後、中華人民共和国は国連の常任理事国に収まり、一方の中華民国は25カ国と国交を持つに過ぎない存在になった。
軍事力・経済力の大きさで台湾(中華民国)は決して小さな国ではないとはいえ、将来を見据えて明るい展望があるかというと、そうは言えないだろう。

そうした中、台湾では大陸中国からの独立を主張する勢力も表れている。現政権の陳水扁総統率いる民進党や、連戦氏と袂を分かった前総統の李登輝氏らだ。彼らは、台湾を独立国家へと舵を取る勢力だ。

こうした動きを懸念する中国共産党と、中華人民共和国との平和統一を訴える中国国民党(国民党)の代表が会談した目的はと言えば、台湾海峡の緊張を和らげ、平和統一への機運を盛り上げることに他ならない。
独立か統一かで国論が二分している台湾で、この会談の成果がどう受け止められるかは不透明だが、共産党に対するイメージが和らぐとすれば、統一論者が若干は増えるかも知れない。
また、こうした会談自体、国民党が野党になっていたからこそ実現したのだとも言える。




◇国共合作とは

 国民党と共産党の協力関係。第1次国共合作(1924~27年)は軍閥割拠の中で、国民党の創設者、孫文が全国統一を目指し、ソ連との連携を進めたことを背景に成立。孫文死後、国民党の指導者となった蒋介石がクーデターで共産党を弾圧、協力関係が終わった。第2次国共合作(37~46年)は36年12月、東北軍を率いる張学良が蒋介石を監禁し、抗日態勢確立のため、共産党との内戦停止を受け入れさせた「西安事件」を契機に、37年7月の日中戦争ぼっ発後間もなく実現した。

 終戦後の45年8月から10月、当時の臨時首都だった重慶で蒋介石と共産党の毛沢東とのトップ交渉(重慶会談)が行われ、内戦回避や協力継続などで合意したが、翌年7月には内戦に突入した。内戦に敗れた国民党が台湾に移った後は、共産党が中台統一を狙い、たびたび第3次国共合作を呼び掛けてきた。
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by kiyoaki.nemoto | 2005-04-30 01:27 | ニュース
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