駐日中国大使、3閣僚の参拝中止を求める
TBS News i

中国の王毅駐日大使は、自民党の会合に出席し、靖国神社の参拝に中国が反対していることについて、具体的な内容を日本語で述べた。
c0026624_145349.jpg王毅大使は、自民党の会合で講演し、「日本政府を代表する総理大臣、官房長官、外務大臣の3人は靖国神社に参拝しないという日中間の紳士協定があったはずだ」と述べ、小泉総理らが参拝しないよう強く求めました。
 
 一方で、王毅大使は、この3人以外の政治家の参拝は問題にしないという考えを示しました。また、自民党議員が反日デモの暴徒の処罰を求めたのに対し、王毅大使は、処罰していることを強調した上で、「なぜデモをするのか日本は理解して欲しい」と反論しました。

中国が靖国問題について、反対のための反対でないことを説明した意義は大きい。今後の日中友好促進を考える際の具体的な基準を示したと見れそうだ。
もっとも、王毅大使の言うように紳士協定があったのかどうかは、当事者でなければ分からない部分もある。だが、その存在を(自民党内に対してではあるが)公にしたことで、中国が公人の靖国参拝に反対するのは限定的だと理解することができる。

王毅駐日大使は、先に北朝鮮の核を巡る6カ国会議の取り纏め役を務めた切れ者で、日本語もできる。将来は中国外務省のトップになると目される人物だ。具体的に問題解決のためのアプローチをしてきたと見るべきだろう。
中国が遅まきながらも国内の統制に乗りだし、そしてなによりもインドネシアで日中のトップが問題解決を約束した今、日本側も真剣に相手の言い分をしっかり聞き、これに応える必要がある。

P.S. 小泉首相は、町村外務大臣と細田官房長官から密約や紳士協定は存在しないという報告を受け、これを否定した
参考:asahi.com: 首相「紳士協定、密約全くない」 中国大使発言を否定
首相「紳士協定」否定 政府、発言に不快感も
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by kiyoaki.nemoto | 2005-04-28 01:27 | ニュース
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