君が代斉唱、命令は合憲 減給は取り消し
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北九州市内の教職員でつくる労働組合「北九州がっこうユニオン・うい」と小、中学校教諭ら18人が、1985年から99年にかけて、式で着席したまま君が代を歌わず処分され、96年に本人訴訟を起こしていた「北九州君が代訴訟」の判決が26日、福岡地裁で下された。

判決では、次のように判断された。
校長が入学式、卒業式で斉唱の職務命令を出すことは「国歌を尊重する教育目的に沿い一定の教育効果が期待できる」として憲法に違反しないと判断、斉唱を拒否した教諭に対する戒告処分を認め、減給だけを「妥当性を欠く」として取り消した。

 一方で学習指導要領の斉唱規定を「一般的な指針」と指摘、北九州市教育委員会が斉唱を実施するよう、各校長を拘束している状態を教育基本法に違反した「不当な支配」と述べた。

 教諭側は職務命令が「憲法が保障する信教、思想、良心の自由を侵害した」などと主張したが、同裁判長は「君が代は国旗国歌法制定前から国歌の地位にあった。斉唱は特定のイデオロギーを教え込むものではなく、宗教的行為でもない」として退けた。

福岡地裁は、「君が代」は国歌として認知されていることを指摘、校長の命令は悪くないとした。但し、減給は生活に影響が出るので妥当ではないとし、国旗・国歌の問題が人間の生活を縛ることがないように配慮したと思われる。
一方で、校長の命令の根拠になっている教育委員会の縛りは問題としており、今後の各地での君が代問題に影響を与えることが予想される。
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by kiyoaki.nemoto | 2005-04-26 23:21 | ニュース
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