中国国家主席、小泉首相の発言を評価
asahi.com: 胡錦涛主席、小泉発言を前向き受け止め タイ紙報道-政治

小泉首相が22日のアジア・アフリカ首脳会議で過去の植民地支配と侵略をめぐってアジア諸国などに「痛切な反省と心からのおわび」を表明したことについて、中国の胡錦涛(フー・チンタオ)国家主席が同日のタクシン・タイ首相との会談で「国際会議の場で日本がこうした発言をしたのは初めてだ」と述べ、前向きに受け止めていることを示唆した、と伝えた。タクシン首相に近い筋の話として伝えた。

史上初めての有色人種のみの国際会議である「バンドン会議」から50年。歴史の教科書に載ってはいたが、バンドン会議の中身については習わなかった(いや、聞き逃したのだろう…)ため、何の意義があるのか、高校時代は不明のままだった。

日本がアジアの欧州植民地からの解放を唱えて大東亜戦争を遂行したことにも関連があったのだなと、今更ながら分かった。日本が大東亜戦争で目的として掲げた、アジア中心主義に基づく解放には成らなかったが、日本の敗戦から10年後のバンドン会議では、(主催した)スカルノ大統領の「反西欧ではなく、アジア、アフリカ諸国の誇りの上に立った国際協調こそが、この会議の目的である」という演説が、その後もアジア・アフリカ諸国の姿勢を強く自主独立の精神を支えてきたのだろう。

当時のバンドン会議参加国中、中国(中華人民共和国)の果たした役割が大きいと言われているが、その後も中国は自らを第3世界の盟主として位置づけ、国連常任理事国になって以降もその姿勢を機会あるごとに強調してきた。

中国と比較すると、我が日本は政治の舞台でのポリティカル・パワーが落ちた反面、経済面で国力を伸ばしてきた。ODAや民間企業の経済力で世界と協調出来たことは、軍事力によらぬ国際貢献が出来たと誇って良いだろう。
ただ、一方では、何でも金で解決するという風潮に陥っていないか、常に振り返る必要がありそうだ。
軍事力でも経済力でもない、純粋に政治的なリーダーシップを国際社会で発揮するためには、説得力ある理念と信念が必要とされるだろう。
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by kiyoaki.nemoto | 2005-04-23 16:50 | ニュース
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