スリッパは「日本の上履き」
日本の不思議グッズ スリッパ!? | Excite エキサイト

日本で一般的にスリッパといわれているものは日本独特のものらしい。西洋で室内履きとして使われているものとは明らかにその形状や目的が違うのである。

言われてみれば、スリッパは和洋折衷的な産物か。
元々畳の和室には不要なもので、土足で部屋を歩く西洋人にも不要なものだ。
だが、最近の日本の住宅からは畳の部屋が減っている。廊下やトイレは元より、フローリングの床も増えてきた。スリッパの活躍の場は健在だ。

スリッパの語源のslipperは英語のslip(スリップ)の派生語だ。「滑らかに、スッと(履けるもの)」という意味から命名されたそうだ。スニーカーがsneak(足音をたてずに歩く)から来たのと対照的にというか、スリッパはパタパタ音を立てて歩く語感にも合った命名だと思う。
(一説には、スリッパという呼び名は、江戸末期にシーボルトが日本に伝えた「上沓(スリップルス)」から来ているという説もあるそうだ。)

Wikipediaによると、スリッパの起源は1907年だという。
開国により西洋人が多く日本に訪れるようになった明治初頭、室内で靴を脱ぐ習慣の無い西洋人が土足で屋内へ入り込む問題が発生し、それを解決するために仕立て職人である徳野利三郎が1907年に発案した上履きが、現在のスリッパの原型であると言われている。当時は、靴の上から履くためのものだった。

そうだとすれば、もうすぐスリッパの発明100周年を迎えることになる。スリッパに関わる様々なイベントや展示が行われそうな予感だ。
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by kiyoaki.nemoto | 2005-04-18 02:05 | 街角
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