銀河系最古とみられる星の一つを発見
すばる望遠鏡、もっとも重元素の少ない星を発見
YOMIURI ON-LINE / サイエンス


すばる望遠鏡を使った国際観測チームが、ビッグバンから約7億年後に誕生した、銀河系最古とみられる星の一つを発見した。14日発表の英ネイチャー誌に発表された。
この星の光の波長(スペクトル)を分析した結果、構成要素に鉄が殆ど含まれていないことから判明した。

左が発見された天体「HE1327―2326」の星図。

右は太陽と比較したHE1327―2326のスペクトル図。
現在の宇宙の年齢は約137億歳といわれている。銀河系は約100億歳。太陽系は約50億歳である。太陽系の年齢が若いのは、かつて別の太陽が進化して最終的に超新星爆発し、その名残の物質が集まって現在の太陽系ができたからだ。
宇宙の草創期には水素とヘリウムしか存在しないのに、地球を含めた我々の太陽系が鉄やウランなどの重元素を含んでいる理由がここにある。
ところが今回発見されたHE1327―2326の鉄の含有量は、太陽の25万分の1と、これまで重い元素が最も少ないとされた星よりも4割も少ないことが分かったそうだ。

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by kiyoaki.nemoto | 2005-04-16 02:35 | 自然科学
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