国籍法の規定は憲法違反 初の判決
Excite エキサイト : 主要ニュース
Excite エキサイト : 主要ニュース

日本人の父がフィリピン人の母との婚外子を出生後に認知した場合に、日本国籍を自動的に取得できない国籍法は実質的な差別であり、法の下の平等を謳った憲法に違反するという判断を東京地裁が出した。裁判長は「価値観が多様化している今日、両親が法的に結婚している家族だけが正常と評価することは困難。国籍取得の可否を親の法的関係だけで区別できない」と述べ、初めて国籍法の憲法違反を認めた。

国籍法では、日本人の父とフィリピン人の母の間の子供が日本国籍を取得するのは、二人が結婚している場合、および、子供が生まれる以前に父が子供を認知している場合である。
子供が生まれた後に認知された場合は、子供はフィリピン国籍になる。
そのため日本国籍を希望しながらも取得できないでいる子供が100人近くいると見られている。

今回の判決は、結婚を実態に即して判断するべきとした判例とも言えるが、国籍に不当な差別が含まれることを積極的に正そうという判決でもある。その意味で画期的な判決だ。
[PR]
by kiyoaki.nemoto | 2005-04-14 01:21 | ニュース
<< スマトラ島のタラン山が噴火 Top 景気に関する希望的観測 >>