国債の発行残高 500兆円に
NHKニュース

財務省によりますと、先月末の時点で▽歳入の不足を補うための「赤字国債」と▽公共事業などの財源となる「建設国債」の2つを合わせた国債の発行残高は499兆円に達しました。
c0026624_2362270.gifその他、いろいろひっくるめて、今年度末での国債残高538兆円に達する見通しだそうだ。
これら国の借金は日本のGDP・国内総生産に匹敵し、(赤ん坊から老人まで含めた)国民1人当たりでも420万円余りの借金を抱える計算になる。
自転車操業を続ける国家予算は、確実に苦しくなっている。
それどころか、国家としての借金は加速度的に増えている。



小泉内閣が登場した当初、単年度の新規国債発行を30兆円以内に抑えることを表明した。これは結果的にオーバーして国会で責任追及され、有名な「公約を守れなかったことは大したことではない」発言が飛び出した訳だが、それでも一国民として思っていたのは、政府の方向性としてはこのまま国債残高を減少させていくのだろうと思っていた。
しかし、政権発足してから一度も国債残高の増加傾向が改まらない。国債残高を時間で微分してみれば、残高の「増加率」は減っているのだろうが、増加率=ゼロの「極値」を迎えていないのが国民としては不満である。

考えてみれば、小泉政権の公約「国債の新規発行を30兆円以内に」という表現も妥当とは思えない。単年度で見た場合、国債の借り換えが100億円程度有り、新規発行と言うのはこれとは別枠で国債を増やすことだ。
だから、新規発行国債は1円でもあれば、国債残高は減るどころか増えていく。
分かりやすく伝えるなら、新規発行国債ではなく、国債の増発を30兆円以内にすると言うべきだろう。

参考:【投資の視点・長期投資としての日本国債
[PR]
by kiyoaki.nemoto | 2005-04-04 02:12 | ニュース
<< 市民からの改憲案 Top 太陽系外惑星の撮影に成功 >>