安保理が民兵組織制裁決議 スーダン
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国連安全保障理事会は29日、スーダン西部ダルフール地方で続く紛争の終結を目指し、黒人住民への虐待を続けるアラブ系民兵組織に対する制裁決議案を賛成多数で採択した。
 採決は賛成12、反対0。中国、ロシア、アルジェリアは棄権した。
 決議案は米国が提出。虐待行為をした民兵組織指導者らに対し、渡航禁止や資産凍結の措置を取る。安保理理事国で構成する委員会が対象者リストを作成し、1カ月以内に制裁を実施する。
 決議はまた、民兵組織を支援しているとの指摘があるスーダン政府に対し、ダルフール地方への軍用機の作戦飛行を禁止。同国西部地域に軍を移動させる場合は安保理への事前通知を義務付けた。
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写真は2月、ダルフールで住居を奪われ、援助物資を待つスーダン人女性(ロイター)

スーダン南部でPKOが実施される一方、より深刻な人権侵害が起きているスーダン西部のダルフール地方について、やっと国連が解決に乗り出した。

中国は石油利権に関してスーダン政府との結びつきが強く、採決を棄権したようだが、反対まではしなかった。戦犯処罰についてはスーザン政府が拒否の姿勢を貫くような状況では、スーダン政府を擁護はできないと思ったのだろうか。
いずれにしても、国際社会の次なる関心はスーダンに移ったと言える。

参考:【犠牲者30万人か、スーダンのダルフール紛争で英議会
関連:【アグネス・チャン“決死”の現地入り…危険地帯へ
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by kiyoaki.nemoto | 2005-03-30 13:09 | ニュース
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