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大人の姿勢と子供の姿勢/ライブドアとSBI

ニッポン放送を巡ってライブドアとフジTV(フジサンケイグループ)との戦いが第2ラウンドに入った。

第1ラウンドでは、相手の隙をついたタイミングでのライブドアからの正面攻撃(=ニッポン放送の大量株取得)が反則とは認められず、フジテレビ側が破れた。
第二ラウンドでは、自分の体力の温存を第一に考え、ニッポン放送が持つフジテレビ株を取り敢えず第三者(ソフトバンク・インベストメント)へ貸し出し(=実質的に売却と同様の効果)、ニッポン放送を通じたフジテレビへのライブドアの議決権を失わせてしまうという手に出た。

これによりニッポン放送が持つフジテレビ株の議決権はゼロになり、代わってソフトバンク・インベストメントがフジテレビの筆頭株主になる。
だが、インタビューにてソフトバンク・インベストメントら3社が公式に述べたことはライブドアのように事業的影響を及ぼすことは何もない。別会社の設立がメインだからだ。株式貸し出しについてはあくまで、「フジテレビの安定経営のため」と恩を売るに留める発言だった。
大人と子供の違いはこんな具合に現れるのだな、と思った。

自分のやりたいことだけを主張するのが子供。
(本音はどうあれ、)相手を慮る発言をするのが大人。

参考:【『辞めたいなら辞めればいい』   ライブドア
by kiyoaki.nemoto | 2005-03-24 20:09 | ニュース
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