科学技術「失敗」データベース
asahi.com: 失敗を生かせ、科学技術の事故データベース?-?社会

「失敗学」が専門の畑村洋太郎・工学院大教授らが、航空・宇宙、原子力、自然災害など15の分類から失敗例約1100例を紹介。原因、関係者の行動、教訓等を4年がかりでまとめたそうだ。科学技術振興機構のホームページで公開されている。(「失敗知識データベース」はこちら
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H2ロケット8号機の失敗(99年)などを盛り込んだ。スペースシャトル・コロンビア号の帰還失敗(03年)やJCOウラン加工工場の臨界事故(99年)など、社会への影響が大きい失敗例は「失敗百選」に選び、より詳しく解説した。
畑村教授は、「失敗を防ぐには、他の業界や社会の失敗から学ぶことが重要」と語っている。
全く同感だが、これがなかなかできないのは、失敗をすぐに誰かの責任と結びつけたがる発想があるからだろう。そうした欠点を意識的に取り除き、知恵を出し合おうという方法が「ブレイン・ストーミング」と呼ばれる手法だったりする。
古代ローマでは、敗軍の将は更迭されるのではなく、再び同じ敵へと送り出されるのが通例だったそうだ。これは温情主義からではなく、敵をもっとも知り尽くしている人物を当たらせるという合理的な判断だった。(塩野七生著『ローマ人の物語』より)
批判は個人へ向けて行うのではなく、手段や方法など、実務的な改善を狙って行うことが建設的である。日常生活でも失敗の反省は無くならないが、感情的になるとつい、このことを忘れ、個人へ責任を転嫁してしまいがちだ。
「罪を憎んで人を憎まず」という概念も、こうした発想の延長上に有るような気がする。
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by kiyoaki.nemoto | 2005-03-24 13:12 | ニュース
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