氷河をラッピングで守る スイス
Ananova - Swiss to wrap glaciers in foil
CNN.co.jp : 氷河に布かぶせ温暖化対策 スイスのスキー場 - サイエンス

スイス・アルプスのスキー場を守るため、夏の間に山岳の氷河が溶けてしまわないよう、スズ箔で氷河を覆うことが計画されている。

c0026624_915259.jpg山岳救助隊の幹部カルロ・デニオスによれば、手始めとして、5月上旬にテスト的にガルシェン氷河の上部を3万平方フィート(約2800平方メートル)をカバーするという。
このスズ箔はほとんどの太陽光線を反射し、氷解速度をかなり低下させると期待されている。
既に幾つかのリゾート地やオーストリアの氷河に置いても同様のテストが計画されているという。

だが、環境保護団体からは批判もある。アンデルマットの計画では45000ポンドが費やされるが、「とんでも無いこと」と批判しているそうだ。景観保護基金幹部のライムント・ロズワルドは、「フォイルで氷河が溶けるのをくい止めることなどできません。」と言っている。

[P.S.]
ロイター通信によると、スイス・ゲムシュトックのスキー場も同様の取り組みを始めたそうだ。
但し、やはり一時的な効果に過ぎないという評価である。

ゲムシュトック・スキー場では近年、夏になるとゲレンデへ上る通路の氷が解け、幅約20メートルの裂け目が生じるため、スキーシーズンを迎えるたびに修復を繰り返してきた。温暖化が進めば、修復費用はさらに膨れ上がることが予想される。そこで考案されたのが、白い布で夏の日差しを反射する「作戦」だ。

布はポリエステルなどで作られ、遠目には雪のように見える。製作費は約10万スイスフラン(約880万円)。関係者らは「氷河を守るための手段として、今後普及するはず」と胸を張る。

[PR]
by kiyoaki.nemoto | 2005-03-22 09:10 | 街角
<< マチュピチュは私有地? Top 「旧敵国条項」削除を明記…国連... >>