常任理事国6増案
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常任理事国の枠組み変更を検討する国連改革論議が進行中だ。
c0026624_17435710.gif常任理事国の枠については、各地域大国を増やす「常任理事国6カ国増案」を日本は支持している。これにより、日本やインド、ブラジルなどの大国が常任理事国になれるというものだ。先日開かれたAU(アフリカ連合)外相会議もアフリカから2国を常任理事国にできると期待し、支持を表明している。

だが、この案は地域大国に有利だが、対立する地域ナンバー2の国々が反対を表明するパターンが多い。
パキスタンや、南米のアルゼンチンが6増案には反対だ。そして、60年前に日本に侵略された中国は日本の軍事的役割の増大に懸念を示し、日本と国交のない北朝鮮・朝鮮民主主義人民共和国は日本の常任理事国入りへの反対を国連のアナン事務総長へ書簡で送ったそうだ。

日本が常任理事国になることには、まだまだハードルがある。
アナン事務総長のブレインが、日本はODAの対GDP比0.7%の約束を守るべきだと指摘していることは達成困難だし、戦闘が止まぬスーダンのPKO派遣はPKFになりそうだと自衛隊内部が反対している。

全ての問題解決は難しかろうが、外交的解決能力の高さを大国の条件として挙げるならば、問題解決へ向けた努力自体は欠かせない。
また、日本が常任理事国になった場合、どのような役割を世界で果たしたいのか、日本国内外に示すことも必要ではないか。

参考:【常任理事国入りとODAの関係
参考:【スーダンPKO検討 「常任理入り」視野に
関連:【15年後の世界情勢予測
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by kiyoaki.nemoto | 2005-03-09 17:42 | ニュース
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